About Effect
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『サーフ』は、グリーストラップ内を綺麗に保つ為のグリストクリン専用油脂分溶解剤です。スカムによる悪臭・害虫の発生や、配管の詰まりを防ぐために開発されました。
一般的な台所用洗剤に使用される界面活性剤は『水』に親和性がありますが、サーフの界面活性剤、実は『油』に親和性があります。この性質によって界面活性剤が油脂分を覆ってしまうため、本来微小な植物残渣等のゴミに油脂分がくっつくことでできるスカムが大幅に軽減されるというわけです。
油脂分を乳化させた後、水中で再分離したり再固着することももちろんなく、流動性が維持されることで、グリーストラップの壁面や配管に付着することも防ぎます。長期間使用することで、すでに排水管内に固着してしまった油脂分を溶かす効果もあります。
スカムを吸い上げ、グリストクリン内でスカム抑制剤(サーフ)を混合させます。
油脂分にゴミが付着するのがスカムの原因です。
スカムを水・油脂分・ゴミと分離し、油脂分を乳化させ、再度付着する事を防ぐ事でスカムの発生を抑制する事が出来ます。
分離したゴミと乳化した油脂分 (+水)をグリーストラップ内へ戻します。
ゴミは槽内に溜まるので、定期的に掃除が必要です。微生物で油脂分を分解し、界面活性剤で汚れを落とす事で槽内の汚れを軽減できます。
油脂分は排水管に付着しにくくなります。また、長期間の利用で排水管内に固着している油脂分を溶かす事で、排水管詰まりを防止できます。
『サーフ』の力でスカム抑制処理をした排水は、グリーストラップに戻した後に悪臭が発生したり、排水管を閉塞させる心配がありません。また、サーフを投入してゴミと油脂分が分離される過程で油脂分が乳化されることで、微生物が生きやすい環境ができます。 乳化された油脂分は槽内で長い時間滞留するため、添加された微生物によって生分解が促進される効果も十分あるということです。槽内から流下した排水(排水基準内)は微生物が混ざった状況であり、しかも微生物が生きやすい環境で共に流下するため、排水管内で油脂分の生分解が促進されることになります。